破格は「並外れていること、型破りなこと」。

「型破り」と言い換えると分かりやすい。

型破りは「型に収まらない人のこと」。

「大物」と言い換えると分かりやすい。

「破格」の格は常識、型、前例、しきたりなどのことを意味し、それらに当てはまらない言動の人やもののことを言います。

「型破り」も決められた型や常識などに縛られない人のことです。

「破格」は普通ではないこと

「破格」は前例や常識を超えたことで、普通ではないことを言います。

「これは破格のお値段でお買い得品になります」「野球界に大谷と言う破格の人材が現れた」「破格の扱いで恐縮します」「スポーツ界にはどこにも破格な逸材がいるものだ」「今までにない破格のイベントがあるらしい」「破格の人は大物だ」などと使います。

「型破り」は一定の型に収まらないこと

「型破り」は「破格」と似ていますが、「型」に限定される言葉です。

常識的に設定されている「型」に収まらない人、力がないのに「型」をあえて破る人などを言います。

「アスリートは普通では型に従って成長するものだが、能力が有れば型にしばられることはしない」「何をやっても型破りなことをする人はいるものだ」などと使います。

「破格」と「型破り」は共通しているもの

「破格」も「型破り」も一定の枠からはみ出ていることを言いますから、共通性があります。

「破格」は人に使う外、扱いや価格などにも使い良い意味ですが、「型破り」は人にしか使いませんし、悪い意味でも使います。

「型破りは常識破り、しきたり破りの場合もある」「良い意味では今までにない素質を持った人」と使います。

「破格」と「型破り」とは

「破格」は格と言う一定の枠や常識、しきたり、前例などに縛られない人やものごとを言います。

「破格の計らい、破格のおもてなし、破格のお値段」「破格の逸材」など「特別な」と言う意味で使います。

「型破り」も枠に入らないことですが、良い意味と悪い意味があるようです。

「型破りの人材、型破りの変人、型破りの言動」などと使います。

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