終演は「芝居などにおいて、その日の上演が終わること」。
さらには特定の芝居を上演する期間が終了するという意味でも使っていくことができる言葉です。
閉幕は「芝居などが終わりを迎えること」。
芝居において使うことが多いですけど、それ以外の場面でも使うことはできます。
したがって、いろいろなシーンで見聞きしやすい言葉になります。
「終演」の意味
終演とは、芝居などにおいて、その日の上演が終わることです。
あくまでもその日の上演なので、そこはポイントになると言えるでしょう。
使うことができる場面が限定的であり、頻繁に使用できるわけではない点は知っておかないといけません。
でも、聞いたことがある人は多いでしょうし、たまに見聞きする可能性があると評価できます。
「閉幕」の意味
閉幕とは、芝居などが終わりを迎えることです。
こちらも芝居において使われる言葉になりますから、終演と同じようなシーンで使うことができますし、意味も似ていると言えるでしょう。
ただ、知名度においては閉幕の方が高いと言えるのではないかと思われます。
こちらの方が知っている人、聞いたことがある人は恐らく多いはずです。
「終演」と「閉幕」の用法や用例
「今日も無事に終演を迎えることができた。
ただ、今日はそれなりに疲れたと言えるな。
食事をしたら、すぐに寝た方がいいかもしれない。
そのうえで明日に備えたいと思う。」
「あっという間に閉幕になってしまった。
かなり面白い内容だったから、できればもう少し長く見ていたいと思っていたが。
また、同じような作品を見てみたいものだ。」
終演と閉幕は意味はそれなりに似ている
終演と閉幕は意味はそれなりに似ている状況です。
したがって、そういう部分では区別はしづらいでしょう。
どちらも芝居が終わると言える場面で使っていくことができます。
ただ、閉幕の方が有名な言い方になるかもしれません。
終演という表現は相対的にマイナーと言える可能性がありますから、そこは理解しておくといいです。