正心は「正しい心のこと、心を正しくすること」。
正しい心という意味なので、使用できる場面はそれなりに存在していると評価できると思われるのです。
誠心は「真心を持ったうえで、何らかの物事に当たっていくこと」。
正心の意味とはちょっと違っている部分があります。
誠心誠意という表現を使うことがよくあると言えるでしょう。
「正心」の意味
正心とは、正しい心のこと、心を正しくすることです。
正しい心といった意味で使う言葉になるので、意味は割とそのままと言えるのではないかと思われます。
正心という言い方は使える場面はそれなりにあると思われるものの、知名度がそんなに高くないという意味では、知らない人は結構いるはずですし、見聞きしづらい言葉になります。
「誠心」の意味
誠心とは、真心を持ったうえで、何らかの物事に当たっていくことです。
正心とはやや違った意味の言葉と言える可能性があります。
また、誠心の方が基本的には知名度は高いと言えるため、そこは特に頭に入れておきましょう。
誠心誠意という表現はかなり有名ですし、多くが知っている言い方になるのではないかと思われる状況でしょう。
「正心」と「誠心」の用法や用例
「人間はそれぞれいろいろな心を持っているものだが、正心と言えるようなものを持ちたいものだ。
そうすれば、平穏に毎日を送ることがしやすくなるのではないかと思われる。」
「誠心誠意の気持ちで物事に当たっていけば、きちんと結果が出るのではないか。
そう信じて取り組んでいくことが大切だし、そこは常に頭に入れておいた方がいい。」
正心と誠心は意味で区別ができる
正心と誠心は表記はやや似ています。
しかし、意味は異なっている面があるので、そういった部分において区別をしていくことができるでしょう。
また、知名度は誠心の方が高くなっているので、そういう部分も両者の違いになります。
正心という表現は日常的に見聞きしづらいと言えますし、知らない人が多い状況と評価できるでしょう。