正位は「正しい地位や位置のこと、同じ等級を2つに分けたときの上位のもののこと」。
こういった意味で使うことができる表現になりますが、一般的にはあまり知られていません。
内位は「律令制における位階の中核と言える序列のこと」。
現代ではほぼ使われない言葉ですが、正位の意味にやや似ている面もあると言えると思われます。
「正位」の意味
正位とは、正しい地位や位置のこと、同じ等級を2つに分けたときの上位のもののことです。
前者の意味であれば、そこそこ使うことがしやすいと言える可能性があります。
しかし、実際はあまり見聞きしづらいと評価できます。
というのも、どうしても知名度が高くない表現になるので、知っている人が多くないという言い方ができます。
「内位」の意味
内位とは、律令制における位階の中核と言える序列のことです。
律令制において使われていた表現になるので、どうしても現代ではほとんど使用されない言葉になると言えます。
正位もそんなにメジャーではありませんけど、内位に関しても多くは知らない言い方になりますから、そこは理解しておかないといけない部分になるでしょう。
「正位」と「内位」の用法や用例
「この人に関しては正位にはない気がするんだ。
この人の実績からすれば、もっと高い地位を与えられてもいいと思うんだけど、実際はそうはなっていない。」
「内位という言葉は現代ではほとんど使われない。
律令制の時代の言葉になるから、歴史の教科書などで見ることはあっても、それ以外ではまず見聞きしない表現と言える。」
正位と内位は意味で区別が可能
正位と内位に関しては意味は似ている箇所はあるものの、完全に同じではないです。
したがって、意味において違いを認識することができると思われます。
ただ、こういった表現は日常的にはほぼ使用されないものと言えます。
メジャーな表現ではないですし、基本的にはどうしても馴染みを感じづらい面があると評価できるでしょう。