軍記は「戦争などの戦いを題材にしている書物のこと」。
戦争などが題材なので、ものとしてはそこまで多くないかもしれませんが、そういった書物は実際にあります。
軍書は「軍事上に関する文書のこと」。
軍事関係について書かれている文書なので、いろいろな内容が該当していると言えます。
軍記とはちょっと意味が異なっています。
「軍記」の意味
軍記とは、戦争などの戦いを題材にしている書物のことです。
何らかの書物を意味する言葉ですけど、題材が戦争などとなっている点は大きなポイントと言えます。
こういった書物は実際にあるので、使うことができる場面はそこそこ存在します。
たまに見聞きする言い方になりますから、この言葉を知らない人はあまり多くないと言えるでしょう。
「軍書」の意味
軍書とは、軍事上に関する文書のことです。
軍事関係の事柄について書かれているという点は特徴になります。
軍記の意味に似ている部分はあるものの、意味は同じではないです。
また、知名度に関しては軍記の方が高いでしょう。
軍書という言葉が使用されるシーンはかなり少ないですし、馴染みは感じづらい面があると評価できます。
「軍記」と「軍書」の用法や用例
「軍記ものと言えるような書物に関しては、戦争などを題材にしていることが多い。
そういったものは決して珍しくはなく、世の中ではそれなりに存在しているはずだ。」
「軍事関連の書物は軍書という言い方をする。
ただ、具体的にどういったものが書かれているのかについては、それぞれごとに微妙な差がある状況と言えるだろう。」
軍記と軍書は意味がやや似ている
軍記と軍書に関しては表記もそこそこ似ていますけど、意味も似ている部分はあります。
ただ、全く同じ意味ではないので、少なからず違いと言える箇所がある点は理解しておきましょう。
そして、使用頻度に関しては軍記の方が高いと言える可能性があるでしょう。
そこに関しても覚えておくといいのではないかと思われる状況です。