微服は「人目を忍ぶような服装をすること」。
つまり、誰かに気付かれないように、目立たないように服装を整えるという意味で使います。
知名度は低い言い方です。
貧相は「貧弱、弱々しいと感じられる見た目をしていること」。
微服の意味とはちょっと違います。
また、貧相は意図的にそうしているとは言い難い面もあるでしょう。
「微服」の意味
微服とは、人目を忍ぶような服装をすることです。
人目を忍ぶような服装なので、できるだけ目立たないような服装をするという状況になります。
目立たない服装に関しては、いろいろなケースが考えられるので、その都度具体的な服装は異なっている状況と言えるはずです。
メジャーな言い方ではないので、知らない人も多くいるでしょう。
「貧相」の意味
貧相とは、貧弱、弱々しいと感じられる見た目をしていることです。
微服の意味と同じではありませんが、目立ちづらい服装をしているときに貧相という言葉を使えるケースはあります。
でも、微服は意図的にそういう見た目になっているものの、貧相はそうではない状況であり、仕方なくという意味が込められていると評価できるでしょう。
「微服」と「貧相」の用法や用例
「探偵などは人混みに紛れて、目立たない状況を作る必要がある。
したがって、微服などを意識して、日々の仕事をしているケースもそれなりにあると言えそうだ。」
「見た目的に貧相な格好をしている人もいるが、洋服などにあまりお金を使えないケースもあるのだろう。
あとはファッションにそもそも関心がないという可能性もある。」
微服と貧相は意味がやや似ている
微服と貧相に関しては意味が似ていると言える面があります。
全く同じ意味ではないものの、似ている箇所はあるので、そこは理解しておくといいです。
でも、微服という言葉はあまり使われないでしょう。
貧相はたまに見聞きするものの、微服は知らない人も多いと思われるので、そういった部分に関しても覚えておいてほしいと言えます。