副業は「本業とは別の仕事のこと」。

収入や労働時間などにおいてある仕事とは明らかに差があるような仕事が副業と言えるでしょう。

兼業は「ある仕事に従事している人が別にやる仕事のこと」。

特定の仕事に就いている人が別の仕事をする意味では副業と変わりませんが、どっちが本業か区別できないようなケースが該当するのです。

「副業」の意味

副業というのは、本業以外に行う何かしらの仕事の意味になりますけど、収入や労働時間などが明らかに異なっているため。

本業と副業といった感じで区別ができるケースに使われます。

メインとサブの扱いになるわけですから、実際にやっている2つ以上の仕事にそういった明瞭な差があったときに使うのが副業という言葉になるわけです。

「兼業」の意味

兼業というのは、ある仕事とは別に行っている仕事のことで、どっちがメインか、サブかの区別がつきづらい場合に使われることが多くなっているのです。

同じような労働時間で、同じような収入だった場合には、本業と副業の区別ができませんから、この場合には同じ扱いということになり、兼業という言葉を使うのが自然ということになります。

「副業」と「兼業の用法や用例

「会社の給料だけじゃなかなか満足した生活ができない。

だから、家に帰った時間を利用して1、2時間くらい副業に時間を使っているよ。

それだけでもお小遣いくらいの金額は稼げるからな。」

「収入を増やすために兼業をしてみようかと思う。

今やっている仕事と同じくらい本格的に別の仕事をやってみたいのだが、問題はどういう仕事を選ぶかなんだよな。」

副業と兼業の違いは区別できるかどうか

副業は本業と区別ができるような状況のときに使い、兼業はそれができないようなときに使います。

したがって、多くの人がやっているのは副業の可能性が高いでしょう。

2つ以上の仕事をこなしていて、それら全てが同じ規模で行われているというケースはどちらかと言えば少数派になると言えるので、兼業というケースはあまり多くないはずです。

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