本文は「文章における本体と言える箇所のこと」。
文章の中には本体とは異なる部分があるケースも存在するので、本文という言葉が使われることがあります。
本分は「その人が本来果たすべき任務や責務のこと」。
学生の本分などの言い方をしていきます。
本分に専念すべきといった言い方をしていくことが多いので、そこは知っておきましょう。
「本文」の意味
本文とは、文章における本体と言える箇所のことです。
文章の本体という言い方はやや分かりづらい面はあるものの、メインとなる部分、確実に読むべきと言える部分という言い換えが可能でしょう。
つまり、本体とは異なる部分も存在しているという言い方が可能になります。
本文という言葉を使う機会はあまり多くありませんが、入試などでは使われる機会があります。
「本分」の意味
本分とは、その人が本来果たすべき任務や責務のことです。
例えば、学生であれば勉学に励むというのが本分と言えるでしょう。
いろいろな人たちに対して使用できる言葉なので、日常的に使用するチャンスはかなりあると評価できます。
でも、実際に使用する機会はそこまで多くありませんから、馴染みは感じづらいかもしれません。
「本文」と「本分」の用法や用例
「現代文は基本的に掲載されている文章の本文を読みながら、問題に答えていく。
同じ文章を何度も読んでいくことになるから、解き終わった後はどうしてもそれが頭に残るわけだ。」
「大学生の本分は建前としては勉強をすることかもしれないが、実際はそういう意識で大学生活を過ごしている人はそんなに多くないかもしれないな。」
本文と本分は意味で区別ができる
本文と本分は表記は似ているものの、意味で区別をすることが可能だと思われます。
本文は文章における本体に当たる箇所のことで、本分は本来果たすべき任務や責務のことです。
したがって、両者はそういう部分で区別ができるので、覚えておくといいでしょう。
どちらも日常生活では頻繁には見聞きしないため、馴染みは感じづらいはずです。