履歴書は「採用試験のときに使う書類のことで、あらかじめ用意されているフォーマットに記入をするもの」。
履歴書が違えばフォーマットが変わりますが、記入する内容に関する細かい違いは問われないのが特徴です。
エントリーシートは「採用試験で使う書類のうち、企業側が記入する内容を指定するもの」。
企業が絶対に記入してほしい内容を載せておき、あらかじめフォーマットが一定であるものです。
「履歴書」の意味
氏名、年齢、住所、学歴、資格などを記載して、それ以外にもいくつかの項目が用意されているのが履歴書です。
履歴書は市販されており、作っている会社によってフォーマットが違うため、記入する内容にも違いが出ます。
企業側が履歴書の提出を要求する際にはそういう細かい違いは特に問題視されませんから、好きな履歴書を購入して、記入して提出することになります。
「エントリーシート」の意味
履歴書同様に氏名、年齢、住所、学歴、資格などを記入する欄があり、それ以外にも欄が用意されていますが、エントリーシートの場合には企業が記入する内容を指定しているので、企業ごとにフォーマットが異なります。
そして、履歴書のように市販されていないために、企業から受け取って記入をするという流れになるのが一般的です。
「履歴書」と「エントリーシート」の用法や用例
起業に提出するための履歴書が必要だ。
今日、大学の購買に行って買ってこよう。
いちいち買いに行くのが面倒だから、あらかじめまとめて何枚も買ってしまった方が得だろうな。
」
「企業からエントリーシートのフォーマットが届いた。
これに記入をして提出しないといけない。
記入する項目が多いし、独特なものが多くて、これは時間がかかりそうだから早めに取り掛かっておこう。
」
自分で選択できる履歴書とできないエントリーシート
履歴書に関しては採用試験の際に提出しないといけないものではあるものの、履歴書であればなんでも良いケースが多く、適当に選んで買ったもので構わないというのが特徴である。
つまり、自分で自由に選択できます。
しかし、エントリーシートはこの項目を記入してくれと指定されたものを渡され、その項目を全て記入しないといけないので、選択の余地がないということになります。