腰掛けるは「椅子の座や段差のある部分にお尻を付けて、腰と膝を曲げること」。
座るという体制にかなり近いのではないかと思われます。
座り込むは「特定の場所に座ったまま動こうとしないこと」。
何らかの目的で、その場から動こうとしないケースで使っていきます。
要求を実現させるためという状況が特に多いと思われるのです。
「腰掛ける」の意味
腰掛けるとは、椅子の座や段差のある部分にお尻を付けて、腰と膝を曲げることです。
基本的には座るという動作と似ており、実際に座ることを腰掛けると表現する人も中にはいます。
だから、腰掛けるという意味はそれなりに知られているはずです。
この腰掛けるに当たる動作をとっている人は世の中に多くいるのではないかと思われます。
「座り込む」の意味
座り込むとは、特定の場所に座ったまま動こうとしないことです。
座り込むという行動自体は腰掛けるに似ているものの、目的が異なります。
その場から動かないということで、何らかの要求を実現するために行われる行為であると評価できるのです。
腰掛けるの場合には、そういう目的は特にありませんが、座り込むの場合には目的が重要です。
「腰掛ける」と「座り込む」の用法や用例
「疲れてふらふらしていたときに、ちょうどベンチを見つけた。
ここに腰掛けて、しばらく休憩をすることにしよう。
本当に歩き続けて、足が棒のようになってしまったからな。」
「あの人たちは会社の前に座り込みをずっとしている。
会社に対して納得できない部分があり、その要求を通したいみたいね。
ずっと同じ場所にいるというのはかなり体力を削られそう。」
腰掛けると座り込むは目的が異なる
腰掛けると座り込むに関しては行為としては似ていますが、それぞれは目的が異なります。
腰掛けるは単にベンチなどに座るだけであり、疲れたからそういった行動をとっているケースが多いです。
しかし、座り込むは自分たちの要求を実現させるためという部分があるので、そこは大きなポイントになるでしょう。
使用するシーンに違いがあるということです。
