蒼生は「人民のこと」。
要するに、不特定多数の人たちを指して使う言葉です。
人民の方が明らかに有名なので、わざわざ蒼生という表現を使う人はいませんが。
民草は「人民のこと」。
蒼生と同じ意味になりますが、こちらも人民とストレートに表現した方が分かりやすいので、あまり使われないと評価できるでしょう。
マイナーな言い方になります。
「蒼生」の意味
蒼生とは、人民のことです。
世の中に多数いる人民を指しているので、特定の誰かを指しているわけではありません。
不特定多数の人たちという意味であり、全体を表すときに使用される言葉になるでしょう。
使用するチャンス自体はありそうですが、蒼生という表現はあまり有名ではないので、見聞きする機会はそこまで多くないと言えると思われます。
「民草」の意味
民草とは、人民のことです。
つまり、蒼生と同じ意味であると言えるわけです。
しかし、民草という言い方は一般的ではありません。
そのため、これが使われる機会は多くないでしょう。
蒼生も有名な表現ではないですけど、民草についても同様の評価ができます。
意味は同じですが、知名度においても同じような状況が存在しているわけです。
「蒼生」と「民草」の用法や用例
「蒼生は常に景気の回復を願っているのだろうが、その状況は一向に実現しない。
したがって、中にはすでに諦めているという人たちもそれなりにいるのではないだろうか。」
「民草は常に平和を願いっているかもしれないが、それはなかなか難しい話だろう。
世の中にはいろいろな境遇の人たちがいて、対立する状況にある。
それが今まで繰り返されてきた歴史だ。」
蒼生と民草は同じ意味と言える
蒼生と民草に関しては、意味は特に変わりません。
どちらも人民という意味があり、そういう言及をするときに使うのです。
でも、これらの言葉は一般的に有名ではありません。
知らない人も多くいるでしょう。
人民と表現した方が明らかに分かりやすいので、あえてこういう表現を使うメリットは乏しく、日常生活ではほぼ見聞きしない言い方になるでしょう。