かじかむは「寒さによって、手足が自由に動かなくなること」。

寒さが原因で、いつも通りの動きができない、思うように手足がコントロールできないシーンで使います。

多くが経験している状況と言えます。

凍えるは「寒さによって、身体の感覚がなくなってくること」。

寒さが原因でいつもとは違う身体の状態になっているケースで使いますが、状態としてはちょっと違いがあります。

「かじかむ」の意味

かじかむとは、寒さによって、手足が自由に動かなくなることです。

寒さで震えてしまい、思った通りの手足の動きができないケースで使います。

冬に長時間外にいるときとか、非常に気温が低いときには、実際にこういったケースになる可能性はあります。

かじかむという表現はそれなりに有名なので、知らない人はほぼいないはずです。

「凍える」の意味

凍えるとは、寒さによって、身体の感覚がなくなってくることです。

寒さがかなりきつくなると、本当に体の感覚がなくなってくることがありますけど、そういうときに使われる言葉になります。

でも、手足の感覚がなくなるからこそ、自由に動かせなくなるとも言えるので、凍えるの後にかじかむがあるという言い方もできると思われます。

「かじかむ」と「凍える」の用法や用例

「これだけ気温が低いとさすがに手がかじかんでくる。

全く思い通りに動かず、ものをつかんだりすることもままならない状況だ。

早く家に帰って温かいお湯の中に入れないとな。」

「猛吹雪と言える中にいると、さすがに身体が凍えてくるよ。

もうすでに感覚もなくなってきている。

早く家に帰って、温めないとマズイんじゃないかな。」

かじかむと凍えるは似たような状況を示している

かじかむと凍えるは気温が非常に低いような場面で発生する状況と言えます。

かじかむは手足などが思うように動かせないケースで使い、凍えるは身体の感覚がなくなってくるシーンで使います。

したがって、寒さによって身体に異常が起きるという点は共通しているものの、状況としては全く同じではないので、そこは知っておきましょう。

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