標準語は「一国の中で規範的、または理想的なものとして認められている、共通の言葉のこと」。
日本の場合には東京やその周辺で使われている言葉に対して使用されることが多いです。
共通語は「ある地域や集団の違いを超えて共通に用いられる言語のこと」。
つまり、地域や集団が違っても使われる言語なので、英語などが該当する可能性が高いと言えるでしょう。
「標準語」の意味
標準語とは、一国の中で規範的、または理想的なものとして認められている、共通の言葉のことです。
日本では東京やその周辺で話されている言葉を標準語と呼ぶことが多く、それ以外の地域で話される独特の言葉については、例えば関西弁などの特別な呼び方がつくことになります。
標準語という言葉は日本国民の全体が使っています。
「共通語」の意味
共通語とは、ある地域や集団の違いを超えて共通に用いられる言語のことです。
地域や集団がどの範囲を指すのかは不明瞭ですが、この定義に当てはまっていそうなものと言えば英語でしょう。
国や集団に関係なく、話す人が非常に多いのが英語になります。
ただ、世の中の全員が話せるわけではないため、厳密に言えば違うかもしれませんが。
そういう意味では、一国内とかそういう狭い範囲で考えるべき言葉かもしれないです。
「標準語」と「共通語」の用法や用例
「東京に住んでいると、自分も周りの人間もみんな標準語で話すから、これが普通という感覚になる。
実際、標準語が日本においては普通の話し方になるんだろうけど。」
「共通語というのは地域や集団の違いに関係なく使われる言葉だが、その範囲が広くなると共通語を見つけるのは難しくなる。
つまり、狭い範囲じゃないと共通語は存在しないということだ。」
標準語と共通語は意味がやや似ている
標準語と共通語についてはともに特定の範囲内で話されている言語という意味があります。
したがって、意味はそこそこ似ているのです。
しかし、標準語と共通語はその範囲の広さが異なっている可能性があります。
実際にこういう言葉を使うにあたって、基準となる範囲を決定するのが難しい面もあるため、そこは考慮しておいてほしいです。