居並ぶは「席を連ねて座る状況のこと」。
隣同士で何人かが座っているような光景に対して使うことが多いです。
並んで座るという状況になります。
並み居るは「大勢の人たちが並んでいる状況のこと」。
こちらの方がやや有名な表現でしょう。
いろいろな機会で聞いたことがある人が多いはずです。
意味は居並ぶとかなり近いと言えます。
「居並ぶ」の意味
居並ぶとは、席を連ねて座る状況のことです。
自分と別の誰かが隣同士で座っているような状況と言えます。
このような光景は日常生活の中で普通に存在しているため、珍しいとは言えないでしょう。
これまで何度も経験している人が大半であるはずです。
でも、そういう状況に対して居並ぶという表現を使う機会はあまりないと思われますが。
「並み居る」の意味
並み居るとは、大勢の人たちが並んでいる状況のことです。
特定の共通点を持った人たちが多くいるような状況において使っていく言葉になります。
たいていは並み居る強豪といった表現で使われ、それ以外の表現はほとんど見ない可能性があります。
そこは知っておくといいでしょう。
使い方が割と固定されている言葉になるわけですから、そこは便利と言えます。
「居並ぶ」と「並み居る」の用法や用例
「カウンター席というのは新鮮だな。
多くの人たちが横に居並ぶ状況になる。
こういう状況で食事をしたことがなかったから、いい意味で驚きの光景に感じられたよ。」
「今回はかなり厳しい戦いになるだろうと思っていたが、気が付けば並み居る強豪をみんな倒して、ついに決勝までやってきた。
ここまで来たら優勝したいものだね。」
居並ぶと並み居るは意味は似ている
居並ぶは別の人と席を連ねて並んでいる状況のことで、並み居るは多くの人たち並んでいる状況のことです。
したがって、両者は光景としてはかなり似ていると評価できます。
ただ、居並ぶと比べたら並み居るの方がよく使われやすい言葉でしょう。
こちらを聞いたことがない人は少ないはずなので、知名度には割と差があると言えます。