画伯は「絵画に関して詳しい人のこと、絵を描く人に対する敬称のこと」。
どちらの意味でも使いますが、絵に詳しい、絵が上手いなどの面を持っている必要があります。
画工は「絵を描く人のこと」。
画伯と比べると一般的に使用できる言葉になります。
でも、画伯よりはマイナーな言い方になってしまうので、そこは注意点と評価できます。
「画伯」の意味
画伯とは、絵画に関して詳しい人のこと、絵を描く人に対する敬称のことです。
絵を描く人を意味することもありますが、絵画に詳しい人という意味でも使うため、それなりに幅広い場面で使用できる言葉と言えます。
画伯という言葉は絵画に興味がなくても多くが知っているでしょう。
したがって、それなりに馴染みを感じる人が多いはずです。
「画工」の意味
画工とは、絵を描く人のことです。
単純な意味なので、すぐに覚えることができるのではないかと思われます。
でも、画工という言い方はあまりしないです。
絵を描く人を表す言葉は他にもいくつかありますが、もっとメジャーな表現が存在しているため、そっちを使用するケースが多いと思われるのです。
だから、画工という言い方は見聞きしづらいでしょう。
「画伯」と「画工」の用法や用例
「絵画のことならあの人に聞くといいよ。
周りの人たちから画伯と呼ばれているような存在で、かなり詳しいから。
普通の人と比べてかなりの知識量を誇っている。」
「世の中には画工と言える人たちが多くいるが、満足な収入をあげられているケースはかなり少ないと思われる。
実力だけではどうにもならない面もあるだろうし、大変な世界だよ。」
画伯と画工は同じような意味の言葉
画伯と画工はともに絵を描く人という意味で使うことができます。
ただ、画伯については絵に詳しい人という意味でも使えるので、絵を描いていない人に対しても使うことは一応可能となっているのです。
だから、同じような意味の言葉ではありますけど、違いと言える面は一応存在しているということで、そこは理解しておいてほしいです。