インパクトは「強い力がものに当たった瞬間のこと、他への影響のこと」。
「衝撃」と言い換えると分かりやすい。
衝撃は「ものに強い力が加わること、影響が出ること」。
「影響」と言い換えると分かりやすい。
「インパクト」も「衝撃」もものに強い力が加わること、他への影響があることも同じです。
物理的なものと精神的なものの両方があります。
「インパクト」は非常に強い力が当たること
「インパクト」は普通の力ではなく、ものが壊れてしまうような強い力が瞬間的に加わることです。
音で言えば「カン・コン・トン・カシャ」ではなく「ガン・ガツン・ゴン・ゴツン・ガシャ・ドン・ドカン」というものです。
ものに当たった瞬間のこともいい、「衝撃」という表現をします。
また、精神的に大きなショックを受けたときにも使われる言葉です。
「衝撃」は強くものに当たった時に感じるもの
「衝撃」は破壊的な力がものに当たること、双方が破壊されてしまうぐらいの強い力が加わることを意味します。
精神的なことでも使われます。
「衝撃的な出来事が起きた」「衝撃波でガラスが割れた」「政界に衝撃が走る」「芸能界に衝撃のデビューをした」「車は電柱への衝突の衝撃で大破し、運転していた人は亡くなった」などと使います。
「インパクト」も「衝撃」も同様に使うことができる言葉
「インパクト」も「衝撃」も同じことですから、同じように使えますが「インパクト」は事後の影響や「強い力」のことで良く使い、「衝撃」は当たった動きに使います。
「インパクトを与えたようだ」「インパクトを感じる」「インパクトがある」などと使い、「強い衝撃があった」「衝撃的な出来事だ」「衝撃が強かった」などと使います。
「インパクト」と「衝撃」とは
「インパクト」は強い力が加わること、その瞬間のこと、強い力・影響そのもののことも言います。
「衝撃」はインパクトと同じですが、強い力が加わる様子のことも言います。
やや使い方に違いがあるように感じます。
「衝撃的」は「インパクト的」とは言わず、「衝撃波」も「インパクト波」とは言いませんし「衝撃のデビュー」も「インパクトなデビュー」とは言いません。