険路は「進むことが困難な道のこと」。

険しい道という意味であり、簡単に思うように進むことができないような場面にて使っていく言葉であると評価できるでしょう。

隘路は「通るのが困難なほどに狭い道のこと、物事の進行を妨げる存在のこと」。

一般的には前者の意味で使いますが、後者の意味で使われることもありますから、覚えておかないといけません。

「険路」の意味

険路とは、進むことが困難な道のことです。

険しい道という意味になるので、意味はかなり理解しやすいのではないかと思われます。

日常生活の中ではそういう状況はあまりありませんが、自然の中では見かける可能性があります。

ただ、険路という表現自体はどうしてもあまり有名ではないので、そこは理解しておいた方がいいと思われるのです。

「隘路」の意味

隘路とは、通るのが困難なほどに狭い道のこと、物事の進行を妨げる存在のことです。

単純に狭くて通りづらい道という言い方ができますが、それとは別に邪魔な存在という意味でも使うことができる言葉になります。

どちらの意味でも使っていくので、しっかりと頭に入れておきましょう。

どちらかと言えば、後者の意味で使用されるケースの方が多いかもしれませんが。

「険路」と「隘路」の用法や用例

「このあたりは完全に険路になっているな。

したがって、きちんとあたりを確認しながら、注意をしたうえで進んでいかないといけない。

かなり危険な道と言えるから。」

「今回のプロジェクトにおける隘路は非常に非常に大きい。

したがって、これをまずなんとかしないと先に進めない。

大きな問題だからこそ、先に解決しておきたいんだ。」

険路と隘路は同じような意味として使える

険路と隘路はともに進むのが難しい道という意味で使っていきます。

険路は単純に通るのが困難な道に対して使っていきますが、隘路は狭いからこそ通れないという道に対して使っていくのです。

ただ、隘路についてはそれとは別に物事の進行を邪魔する存在という意味でも使用できるので、そこに関して頭に入れておくといいでしょう。

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