二重苦は「困難な状況や不運などが2つ重なること」。
1つでも大変な状況なのに、2つが同時に重なるということで、非常に大変な状況と言えるケースで使います。
三重苦は「三つの苦しみが重なること」。
こちらも困難な状況や不運などに対して使っていくので、同じような意味になります。
ただ、それが3つ重なるという状況なので、なかなかないケースと言えるでしょう。
「二重苦」の意味
二重苦とは、困難な状況や不運などが2つ重なることです。
1つでも起きたら、それだけで大変と言えるのに、2つ重なってしまうわけですから、これはかなり大変な状況と評価できるはずです。
でも、人生の中ではそういった状況が起きることは十分に考えられます。
二重苦であれば、そこまで珍しい状況ではないと言える可能性もあるので、そこそこ使用する機会があるでしょう。
「三重苦」の意味
三重苦とは、三つの苦しみが重なることです。
二重苦とかなり意味は近いですけど、こちらはなんと3つの苦しみが重なるということで、滅多にないケースと評価できると思われます。
二重苦のような状況はありえるとしても、三重苦になるとなかなかないと思われるため、この言葉を実際に使用する機会はそこまで多くありません。
でも、言葉自体は知っておくといいと思われます。
「二重苦」と「三重苦」の用法や用例
「この暑さに加えて、この長い距離を歩かないといけないとは、とてもじゃないけどやってられないよ。
まさかこんな二重苦を味わうことになるとは思ってもいなかった。」
「二重苦だけでも辛いが、三重苦になるととんでもなく大変な状況と言えるな。
まさかこんな状況が訪れるとは思ってもいなかったからな。
完全に予想外と言える光景だ。」
二重苦と三重苦は苦しさの差が違う
二重苦と三重苦はともに自分にとって不利益な出来事が重なることです。
二重苦は2つ、三重苦は3つ重なる状況なので、苦しさに差があります。
なかなかない出来事ではありますけど、こういった状況は現実的に十分に考えられますし、実際に経験したことがある人もいるのではないかと思われるのです。
日常生活において普通に使う可能性がある言葉と言えます。