危急存亡は「何らかの危難が迫っているため、生き残ることができるか、死ぬかの瀬戸際であること」。
かなりピンチであるときに使っていきます。
生死がかかるような場面において使われます。
生死存亡は「何らかの出来事により、生きるか死ぬかの瀬戸際であること」。
意味は危急存亡にかなり似ています。
違いはほぼないと言えるのです。
「危急存亡」の意味
危急存亡とは、何らかの危難が迫っているため、生き残ることができるか、死ぬかの瀬戸際であることです。
何らかの危難の存在が重要で、例えば災害が起きたなどのシーンで使われることが多いと言えます。
そういった状況においては、実際に危急存亡と言える人たちが数多く生まれてしまう可能性が出てくるわけです。
でも、滅多に使われない言葉です。
「生死存亡」の意味
生死存亡とは、何らかの出来事により、生きるか死ぬかの瀬戸際であることです。
何らかの出来事によるという状況なので、危難などに限定されません。
でも、だいたいは何らかの災害などに該当すると言えるでしょう。
危急存亡とあまり違いはないと言えると思われます。
そのため、これらの言葉はほぼ同じ場面で使用することになります。
「危急存亡」と「生死存亡」の用法や用例
「今回の世界的なパンデミックにより、人類は危急存亡を迎えたと言ってもいいだろう。
実際、世界中で多くの人たちが死んでいるわけだから、早くなんとか手を打たないとな。」
「今回の大地震は私にとって生死存亡をかけた状況であると言える。
まさかこんな状況に追い込まれるとは思っていなかったけど、これが人生というものなのだろうか。」
危急存亡と生死存亡は意味はほぼ同じ
危急存亡と生死存亡に関しては、意味の違いはほぼありません。
どちらも自分たちにとっての危機を表す表現であり、生きるか死ぬかがかかっている光景であると言えます。
明らかに日常的な光景ではないので、使用する機会は多くはないでしょう。
しかし、一生の中でこういった言葉に相応しい状況を経験する可能性は割とあります。