行き当たりばったりは「事前の準備や下調べをしないで行動が先にある様子のこと。」
「行動優先」と言い換えると分かりやすい。
場当たりは「行動が先にあり、問題があればその場で考えること」。
「速断即決」と言い換えると分かりやすい。
「行き当たりばったり」で進むと何か問題に直面してしまいますが、「場当たり」的に処理をすることで解決します。
「行き当たりばったり」は何も考えず進むこと
「行き当たりばったり」は風まかせの旅の様なことで、事前の計画や準備などはせずに行動してしまうことです。
事業では考えられないことですが、例えば気楽な一人旅では良くあることです。
行先を決めずにその場で思い付いた場所を目指すことです。
着いた先でもあてはなく、ぶらぶらして野宿などをします。
そのようなことを「行き当たりばったり」と言います。
「場当たり」はその場で何かを決めること
「場当たり」は「場当たり的」と使い、「行き当たりばったり」と同じことです。
何事も事前に想定しないで対策も取らず、問題が起きるとその時に決めるということです。
「場当たり的な政策」「場当たり的な考え」「場当たり的に旅をしてみる」「場当たり的に暮らしているといつか困ることになる」「サバイバルは場当たり的だ」などと使います。
「行き当たりばったり」と「場当たり」は同じこと
「行き当たりばったり」の計画や対策の無さと「場当たり」的な行動は非常に似たものです。
「ばったり」は「場当たり」に語感は似ていますが違う意味になり、「途中でなくなる」「ばったり途絶える」と言うことです。
つまり「成り行き」に任せるということになります。
どちらの言葉も「成り行き」任せと言うことを表しています。
「行き当たりばったり」と「場当たり」とは
「行き当たりばったり」は成り行きに任せたこと。
準備や下調べ、予定などはせずに行動することです。
「行き当たりばったりの気楽な一人旅」「無計画な行き当たりばったりの行動」「行き当たりばったりは速断即決だ」「場当たりも行き当たりばったりのこと」「場当たり的な生活は出来ない」「サバイバルとは場当たり的な行動」と使います。