源流は「川の水の流れ出るもとのこと、物事が起きる部分のこと」。

どちらの意味でも使うため、両方とも覚えておく必要があります。

でも、源流という表現を使う機会は実際あまり多くないので、馴染みは感じづらいかもしれません。

発端は「物事が発生するもとの部分のこと」。

源流の一部の意味に近い言葉と言えます。

そして、物事の始まりを表すときには、どちらかと言えば発端を使うケースが多いでしょう。

「源流」の意味

源流とは、川の水の流れ出るもとのこと、物事が起きる部分のことです。

どちらの意味でも使用していきますけど、前者の意味で使うケースは場面がかなり限られます。

そのため、後者で使うことの方が多いかもしれません。

何らかの物事が発生する最初の地点といった意味なので、そういう部分を特に覚えておくといいでしょう。

ただ、似たような意味の言葉は他にもあるので、そちらを使うことも割とありますが。

「発端」の意味

発端とは、物事が発生するもとの部分のことです。

意味としては源流に近いものであり、源流と同じ意味を持つ他の言葉の一例と言えます。

物事が起きる最初の部分という意味を持つ言葉はいくつかありますが、この発端に関してはかなり有名なもので、多くが日常的に使用している可能性があると評価できるでしょう。

かなり馴染みを感じやすい表現であると言えると思われます。

「源流」と「発端」の用法や用例

「今回の出来事の源流を辿ると、最初は何が悪かったのか、何が原因になっているのかの判断がしやすいはずだ。

そうやって問題点を見極めていくことで、組織は成長していくと言える。」

「今回の問題の発端と言えば、連絡ミスが大きいだろう。

きちんと正確に伝言がされていなかった。

それによってこんなミスが起きてしまったわけだ。

つまり、改善すべき点はそういったところになってくる。」

源流と発端は使用頻度に差がある

源流と発端はともに物事が起きる最初の部分、おおもとという意味を持っています。

したがって、両者は同じような場面で使うことが可能でしょう。

ただ、源流と発端では、どちらかと言えば後者の方が有名な表現になりますし、馴染みを感じられる人も多いと思われるので、使用頻度がより高くなる可能性がありますから、そこに関しては知っておくといいでしょう。

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