発熱は「熱が出ること、体温が異常に高い状態のこと」。
一般的には37.5度以上になったときに発熱という言葉を使用していきます。
したがって、平熱は人によって違うものの、そこは基本的には考慮されません。
熱発は「体温が通常よりも高い状態になること」。
発熱とほとんど同じ意味ですが、こちらはあまり使われないので、ややマイナーな言葉です。
「発熱」の意味
発熱とは、熱が出ること、体温が異常に高い状態のことです。
単純に熱が出るという状況において使うことが多いです。
厳密に言えば、37.5度を超えるような体温になったケースで使うことが多いので、きちんと定義は存在しているということです。
発熱という言い方は熱が出るという表現と同じくらいによく使用されるものと評価できます。
「熱発」の意味
熱発とは、体温が通常よりも高い状態になることです。
通常よりも高い体温になっていればいいので、具体的な定義はありません。
何度以上という基準もないので、そこは知っておく必要があります。
発熱との意味の違いはそこまでないものの、熱発という表現はマイナーであるため、現実的にはほとんど使用されないと言えるはずです。
「発熱」と「熱発」の用法や用例
「今日は体温が高いな。
できれば会社に行きたいが、身体のだるさもあるし、発熱ということで休ませてもらおうかな。
元気になってから、また一生懸命働けばいいだろう。」
「なぜか今日は体温が高い気がする。
実際に体温計で測ってみると、明らかに平常時よりも高い数字だった。
これは熱発が起きていると評価できる状況だろう。」
発熱と熱発は意味はほとんど変わらない
発熱と熱発に関しては、ともに熱が出ている状態、体温がいつもよりも高い状態を示しています。
したがって、両者の意味はそこまで変わらない状況と評価できるでしょう。
しかし、発熱は割とよく見聞きする表現ですが、熱発に関してはそこまで聞く機会は多くありません。
相対的にマイナーな言い方なので、そこは知っておくと良いです。