肩の荷が下りるは「責任や負担がなくなって、気分が楽になること」。
やらないといけないことがすべて完了し、一気に解放された気分になるような状況で使っていきます。
胸のつかえが取れるは「悩みや不安がなくなること」。
そういったモノが消えることで、解放された気分になる時に使っていくので、肩の荷が下りると同じような意味と言えるでしょう。
「肩の荷が下りる」の意味
肩の荷が下りるとは、責任や負担がなくなって、気分が楽になることです。
今まで自分の中で存在していた懸案事項のような部分が消えて、そういったものについて考える必要がなくなり、非常に気分が楽に感じられる状況を指しています。
この肩の荷が下りるという表現は割と多用するものですから、ぜひ覚えておくようにしましょう。
「胸のつかえが取れる」の意味
胸のつかえが取れるとは、悩みや不安がなくなることです。
単純に今まであった悩みが不安が消える状況を指しており、それによって精神的に楽に感じられる状況を指しているので、肩の荷が下りるとほぼ同じ意味の言葉になります。
胸のつかえが取れるについても、たまに実際に使用する表現ですから、しっかりと理解しておくと良いと思われます。
「肩の荷が下りる」と「胸のつかえが取れる」の用法や用例
「卒業論文の制作がようやく終わった。
これでなんとか肩の荷が下りる状況となったよ。
今まで非常に長い時間をかけてきたから、やっと終わったかという感じだな。」
「就活がいつ終わるのかと心配していたけど、ようやく1社内定をとることができた。
これで胸のつかえが取れる状況になったよ。
大分気分的に楽になることができた。」
肩の荷が下りると胸のつかえが取れるは同じ場面で使える
肩の荷が下りると胸のつかえが取れるについては意味はさほど変わりません。
どちらも自分にとっての負担や悩みなどが消えて、自分が楽になるという状況を示しています。
したがって、これらの言葉はほぼ同じ場面で使用することができる状況でしょう。
だから、特定の場面においては、これらのうちどっちを使っても構わないという言い方ができます。