腐食は「錆びる、腐るなどが原因で本来の形を維持できなくなること」。
見た目的に明らかに元の形とは違う、形が崩れてしまっていると言えるようなシーンで使っていきます。
腐植は「土の中で有機物が、微生物の力により分解されてできたもののこと」。
これは腐るという漢字を使っているものの、肥料になりうるものであり、マイナスイメージは特にないと言えるのです。
ここは注意点と評価できます。
「腐食」の意味
腐食とは、錆びる、腐るなどが原因で本来の形を維持できなくなることです。
腐食に関しては、腐るという言葉と意味はほぼ変わりません。
したがって、腐食というのはそういった状況として理解しておくと良いと思います。
腐食に当たる状況というのは、日常生活のいろいろなシーンで見る可能性があると言えるので、馴染みは感じやすいでしょう。
「腐植」の意味
腐植とは、土の中で有機物が、微生物の力により分解されてできたもののことです。
非常に馴染みを感じづらい意味の言葉と言えますが、腐食とは全く違う意味になっています。
実際、腐食はマイナスイメージがありますけど、腐植についてはいい意味で使われることが多いです。
実際、肥料になったりもしますから。
ここは注意点と言えるでしょう。
「腐食」と「腐植」の用法や用例
「人間を含めて動物の死体というのは、時間が経過すれば徐々に腐食していき、最終的には骨だけになるのだろう。
元の人間の姿は想像できないような状況になるんだ。」
「腐植という言葉はあまり聞きなれないが、生物などの授業で習う可能性がある。
腐食と似ているだけに、腐植については正しい意味を理解しておく必要があるだろう。」
腐食と腐植はまるで意味が違う
腐食と腐植に関しては、使われている漢字は似ていると言えるものの、意味としてはまるで違います。
腐食はマイナスイメージがありますけど、腐植にはそういったものがありません。
したがって、かなり差を見出すことができるのです。
ただ、腐食はともかく、腐植については日常生活ではほぼ使わないため、馴染みはほぼ感じられないと言えます。