口車に乗せるは「巧みに言いくるめて、特定の人間を騙すこと」。
自分の都合のいいように利用するといった意味があります。
割と見聞きする言葉なので、頭に入れておいた方がいいです。
丸め込むは「他人を手なずけて、自分の思うままに操ること」。
こちらも結局は自分の都合のいいように利用するという意味なので、口車に乗せると同じような表現と言えるでしょう。
「口車に乗せる」の意味
口車に乗せるとは、巧みに言いくるめて、特定の人間を騙すことです。
相手を騙して、自分の都合のいいように利用するという意味の言葉です。
相手は騙されている事実に気付かないケースで使っていくことが多いです。
言葉巧みに特定の人間を騙そうとする行為は割と行われているものですから、日常生活の中で使用できる機会は割と多くあると評価できるはずです。
「丸め込む」の意味
丸め込むとは、他人を手なずけて、自分の思うままに操ることです。
この丸め込むも結局は自分の都合のいいように利用するという意味があるため、意味に大きな違いはありません。
しかし、丸め込むの場合には相手を騙すといった状況には見えない可能性があります。
したがって、その点において若干の違いがあると言えるでしょう。
「口車に乗せる」と「丸め込む」の用法や用例
「巧みな話術が使える人間は、特定の人間を口車に乗せることが可能だろう。
それによって、都合のいい存在として扱うことが可能になる。
喋りは武器になるということだな。」
「この人間を丸め込むことができれば、かなり望ましい状況になるぞ。
こいつはマジで有能で使えるから。
きっと俺たちにとって都合のいい存在として動いてくれるはずだ。」
口車に乗せると丸め込むはともに都合のいい存在として利用すること
口車に乗せると丸め込むについては、どちらも特定の人間を自分の都合のいいように利用するという意味を持っています。
したがって、意味としてはそんなに変わりません。
ただ、口車に乗せるは相手を騙すような意味が込められていますけど、丸め込むにはそういった意味はありません。
したがって、両者はそういった部分で区別をすることが可能と言えます。
