「不品行」と「不行跡」の違い・意味と使い方・由来や例文

不品行は「行いが非常識で非難に値すること」「非常識」と言い換えると分かりやすい。

不行跡は行いが悪いこと、不品行なこと」。

「不品行」と言うと分かりやすい。

不品行も不行跡も普段の生活態度が不安定で刹那的で身持ちが悪く、品行方正とは言い難いことです。

同じような言葉に不行状がありますが同じことです。

特別理由もなく働かないで、ギャンブルに熱中することなどを言います。

「不品行」は素行の悪さ

「不品行」は品行の反対ですから、いわゆる身持ちの悪さを言います。

素行の悪さ・ギャンブルなど道徳的に非難されることなどを言うのです。

「品行」は「品のある行い・道徳的に褒められる態度・しっかりした生活態度」などの意味になります。

「不品行」はそれらが出来ていない生活態度と言うことです。

「不品行な生活をしていると、不安で自信のない顔つきになる」などと使います。

「不行跡」も不品行や不行状と同じ意味になります。

理由なく働かない・ギャンブル狂い・ぐれている・チンピラ・詐欺行為・暴走族・犯罪行為・暴力団関係など社会的常識に照らして、いけないとされることをすることです。

当然身持ちも悪くまともな生活は出来ません。

「暴走族であった彼はとうとう不行跡が祟り刑務所暮らしになった」と使います。

特殊詐欺をしている人はすべて「不品行・不行跡」と言えます。

特殊詐欺は暴力団の資金源ともなり、手先として働いてもしていることは相手を騙して大金を搾取することです。

世の中、就職難や不景気で働けない人は生きる道を懸命に探しますが、一部の不心得者はオレオレ詐欺や架空請求と言う不品行・不行跡なことをするのです。

「不品行」も「不行跡」も同じことです。

生活態度がしっかりとしたものではなく、刹那的で酒や麻薬に溺れることやギャンブル中毒になっていることです。

また、不正な生活手段として特殊詐欺に安易に手を染めることもあります。

道徳的に見ても許せない態度であり、反社会的行為の人も多くいます。

真っ当な生活態度が出来ないということです。