驀進は「まっしぐらに進むこと」。
あまり具体的な言葉ではないですけど、特定の方向に向かって一直線に進んでいく状況を表した言葉と言えるはずです。
突進は「目標に向かって勢いよく突き進むこと」。
まっしぐらに進むという意味に近いので、そういう意味では驀進と同じような言葉と言えるはずです。
突進に関しては物理的に進む場合とそうじゃない場合を含みます。
「驀進」の意味
驀進とは、まっしぐらに進むことです。
まっしぐらに進むということで、ある意味前に進む以外のことは考えられない状況を示しています。
だから、それだけ特定の物事に集中している状況と評価できるでしょう。
驀進については物理的に進むような状況で使うことが多いので、そういった点については頭に入れておいた方が良いです。
「突進」の意味
突進とは、目標に向かって勢いよく突き進むことです。
特定の目的を達成するために突き進むということで、突進に関しては物理的に進むケースもありますが、そうじゃないケースもあります。
明らかに力が上の存在にあえて戦いを挑んでいくようなケースでは、戦いを挑む気持ちそのものに対して突進という表現を使うこともあるのです。
「驀進」と「突進」の用法や用例
「今回のマラソンではこの選手がずっと先頭に立っているな。
調子が落ちそうな雰囲気が全く感じられないし、これはゴールに向かって驀進中といった感じだろうか。」
「目標とする大学は今の自分の実力では結構厳しいと思われる。
しかし、どうしても入りたいところだから、あえて突進をしていこうと思うんだ。
勉強をたくさんやって目標に向かって進んでいきたい。」
驀進と突進はどちらも目標に向かって進むこと
驀進と突進はどちらも前を向いて突き進むことです。
特定の目標に向かって一直線に進んでいくという意味があります。
したがって、意味はそこまで変わりません。
驀進も突進も同じような場面で使うことができるでしょう。
ただ、突進は物理的に進む以外のシーンでも使用が可能であるため、そこは頭に入れておいた方が良いでしょう。