「収集」と「収拾」の違い・意味と使い方・由来や例文

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収集は「何かを集めること」。

一般的にはコレクションといった言い方をされることが多く、集めることを目的にするときに使われる言葉です。

収拾は「混乱した状態を収めること」。

混乱した状態を落ち着かせることを収拾と表現します。

こういった場面に遭遇することは多くないですし、実際に収拾をする側に立つことも多くはないと言えるはずです。

「収集」の意味

収集とは、何かを集めることです。

基本的には集めること自体が目的であるケースで使っていくことが多いです。

したがって、コレクターのような人たちが特に行っている状況と評価できます。

収集に関しては珍しい行為ではなく、少なからずやっている人が多いはずです。

好きなものを集めるということは自然と行うものでしょうから。

「収拾」の意味

収拾とは、混乱した状態を収めることです。

何かしらの混乱した状態があって、その状況を収める際に使っていきますが、場にいる人たちの多くはこの収拾には関係しません。

実際に収拾していく人は一部の人たちなので、収拾という言葉を知っている人は多くいても、事態の収拾にかかわっていく人はそんなに多くないと言えるはずです。

「収集」と「収拾」の用法や用例

「俺はトレーディングカードを収集している。

子供の頃に集めていたものを大人になっても集めようと思ったんだ。

ちゃんと資産にもなるし、そういう面でもメリットを感じられるんだ。」

「突然、大地震が起きて建物内はパニックになっている。

なんとか事態を収拾して、みんなを落ち着かせないと。

そうしないと、避難をする際に支障が出そうだな。」

収集と収拾は意味は全く違う

収集は何かを集めることであり、収拾は事態を落ち着かせるという意味があります。

したがって、これらの言葉は意味が全く違う状況です。

だから、区別をすることは簡単と言えるでしょう。

どちらかと言えば収集の方が有名ですが、収拾もたまに使うときがありますから、この意味についてもしっかりと頭に入れておいた方が良いです。

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