すでには「特定の出来事が過去に起きている状況のこと」。
すでにという言葉は過去の出来事などに言及する際に使われやすいもので、日常生活の中で何度も使用する可能性がある言葉と評価できます。
とうには「特定の出来事が過去のものになっていること」。
基本的な意味はすでにとほとんど変わりません。
しかし、とうにの方がすでによりもマイナーな言葉であるため、使用される機会は少ないと言えるはずです。
「すでに」の意味
すでとは、特定の出来事が過去に起きている状況のことです。
過去の出来事に関して言及する際によく使っていく言葉ですけど、逆に言えばこういった場面以外ではほぼ使うことがないと言えます。
したがって、使用する場面が完全に限定されているという意味では、理解しやすい面はあるでしょう。
普段の会話の中でかなり頻繁に登場する言葉であると言えるはずですから、自分で使ったり、相手が使ったりするはずです。
「とうに」の意味
とうには、特定の出来事が過去のものになっていることです。
ある出来事を説明する際に、その出来事がすでに過去のものになっているという点を強調したいときに使います。
ただ、すでにとの違いを説明することは非常に難しく、ほとんど同じような使われ方をしています。
また、すでによりも知名度がやや低いため、使用頻度は低いでしょう。
「すでに」と「とうに」の用法や用例
「俺はすでに学生時代を終えている。
今は仕事をするのが本業となっているんだ。
でも、学生の頃の方が楽しかった間隔はあるし、できるならまた戻りたいと思うんだよな。」
「俺は昔はモテていたが、そんな状況はとうに過ぎている感じだな。
今は年齢を重ねてしまったせいか、どうしても若い異性からの人気はイマイチな気がする。」
すでにととうには同じ意味として理解すべき
すでにととうにに関しては、意味は基本的に変わりません。
どちらも特定の出来事などに関して、すでに過去のものとなっていることを表した言葉ですから。
特定の場面ではどちらも使うことができるでしょう。
しかし、どちらかと言えばすでにの方がメジャーと言えるため、こちらを使っていく、見聞きする機会の方が多いと思われます。