死に金は「贅沢に使うお金または、使わずにしまっておくお金のこと」。
「贅沢資金」「タンス預金」と言い換えると分かりやすい。
捨て金は「戻ることを期待しないで貸すお金のこと」。
「無駄金」と言い換えると分かりやすい。
お金は有効に使いたいものですが、時として死に金となり、捨て金となることもあります。
有り余るお金はそのように使われる可能性が高くなるものです。
「死に金」は有効でない使い方のこと
「死に金」は生活に使う「生き金」と対比される言葉で、無駄や贅沢に使ってしまうお金のことです。
まったく利益が出ないタンス預金もそうですし、生活に必要ない贅沢に使うお金も「死に金」と言えます。
常識的なものでなく、豪奢な自宅やブランド品で固めた服飾・装飾品、高価な外国車、何百万円もする腕時計などは生活に必要ありません。
しかし、敢えて「死に金」を使いたい人は世の中にいくらでもいるのです。
「捨て金」は捨ててもいいと思うお金のこと
「捨て金」はお金を無心されたときに、戻っては来ないと分かっているのに敢えて貸してしまうお金のことです。
義理や人情があれば、形式だけの借用書や形ばかりの品物で貸してしまうことがあるのです。
しかし、「捨て金」は自分に損になる行為なのですが、将来多きい戻りとして帰ってくることもあり得ます。
「捨て金」は「死に金」と同じように「無駄な出費」と言う意味で使えば、考えようでは将来に資するものとも言えます。
「死に金」も「捨て金」も必ずしも無駄とは言えません。
「死に金」は贅沢に使うお金ですが、物欲を満足させることですから精神的効果はあると言えます。
「タンス預金」も一概に悪いこととは言えません。
お金が手許にある安心感は替えがたことなのです。
「捨て金」として渡したお金も回り回って、自分に戻ることも期待出来るのです。
一度は無駄と思ったことも後になれば良かったとなる可能性はあるのです。
「死に金」「捨て金」
「死に金」は贅沢に使うお金やしまっておくお金のことです。
お金は「天かの回りもの」ですから、使うことで「生き金」になるのですが、「死に金」も後になり「生き金」になることもあります。
「捨て金」は戻らないことが分かっているのに義理人情で人に渡すお金のことです。
一時的には大損と思うのですが、回りまわって自分に良いこととして戻ってくることが考えられるものです。