不滅は「滅びることがないこと、永遠になくならないこと」。
特定の存在がこの世から消えることはないというケースで使っていきます。
不死身は「どんな打撃を受けても影響がないこと、挫ける様子を感じさせないこと」。
どちらかと言えば、前者の意味で使われることが多いです。
基本的には人間などの生き物に対して使われることが多いです。
「不滅」の意味
不滅とは、滅びることがないこと、永遠になくならないことです。
特定の存在が永遠に消えてなくならない状況を示しています。
生き物に対して使うこともありますが、そうじゃないものに対して使うこともできるので、かなり万能な言葉という評価が可能でしょう。
ただ、実際に不滅と評価できる存在は世の中では多くないはずですが。
「不死身」の意味
不死身とは、どんな打撃を受けても影響がないこと、挫ける様子を感じさせないことです。
不死身に関しては、どういう物理的な影響を受けても死ぬことはないという意味で使用されることが多いため、前者の意味がメジャーです。
生き物に対して使うことがほとんどであり、それ以外の存在に使うシーンはかなり少ないと言えるでしょう。
「不滅」と「不死身」の用法や用例
「この世に不滅と言えるものはどれだけあるのだろうか。
今のところ滅びることがないと思われているものであっても、この先どうなるか分からないという意味では、不滅と言えるケースはかなり少ないのではないか。」
「アニメとかのキャラで何が起きても絶対に死なない、不死身とも言える存在がたまにいるよな。
現実ではまず考えられないけど。」
不滅と不死身はあまり現実的な概念ではない
不滅はこの先滅びることがないこと、不死身は何があっても死なないことを意味しています。
しかし、これらの言葉は現実的にはほぼ存在しないのではないかと思われます。
例があってとしてもかなりわずかであり、基本的には非現実的な概念とも言える言葉です。
したがって、現実においてこれらの言葉が使われる機会は空想上のケースが多いです。