誤用は「用法を誤ること」。
主に言葉などを対象にすることが多いです。
言葉の使い方を間違えていることにより、混乱を招くようなケースで使っていくのです。
語弊は「言い方や表現の仕方に問題があったために、弊害が発生してしまうこと」。
話をした人とそれを聞いた人がそれぞれ違った認識になっているような状況で使います。
「誤用」の意味
誤用とは、用法を誤ることです。
一般的には言葉に対して使われる言葉で、特定の言葉の使い方を誤ることで、結果的に混乱を招いてしまうようなケースで使っていきます。
本人としては間違った使い方をしている状況に気付いていないケースも多々あり、周囲からの指摘で気付くことが多いです。
誤用に関しては無意識にうちにやってしまっている人は割といます。
「語弊」の意味
語弊とは、言い方や表現の仕方に問題があったために、弊害が発生してしまうことです。
言い方に関してマズイ部分があったために、それを話した相手が話した本人の予想とは違った認識をしてしまう状況を指しています。
特定の意図が伝わらない状況になってしまうので、それによっていろいろな問題が発生する状況が考えられます。
「誤用」と「語弊」の用法や用例
「言葉に関しては無意識のうちに誤用をしてしまうことがあるから注意しないといけない。
誤用をすると、どうしても状況が混乱してしまうことが考えられるからな。」
「さっき部下に指示を出したんだが、言い方がマズくて語弊を生じさせたのか、理解しがたい行動をとったんだ。
もっと別の表現を使うべきだったかな。
言葉って難しいな。」
誤用と語弊は意図しない状況を生む際に使う
誤用と語弊は言葉の使い方、表現の仕方に何らかの問題があったため、それを話す人にとって意図しない状況を生む際に使われる言葉です。
したがって、同じような意味の言葉と表現できます。
誤用と語弊は使用頻度にそこまで差があるとは思えない状況であるため、両方とも頭に入れておく必要はあります。
ただ、実際に誤用、語弊の状況を生まないように気を付ける必要もあるでしょう。