名城大学は、愛知県名古屋市に位置する私立大学です。
中部地方において私立大学としては最大の規模を誇り、文理融合型の総合大学として9つの学部と研究科、そして多くの学生を抱えています。
名桜大学は、沖縄県名護市にある公立大学です。
開学当時は私立大学として設立され、2つの学部と研究科、また現在では専攻科も一つ設置されています。
21世紀に入ってからは、公立大学法人として生まれ変わり、学生数を増やしている大学としても知られています。
「名城大学」とは
名城大学は、愛知県名古屋市天白区に本部を置く私立大学です。
1926年に物理学者の田中壽一によって設立された名古屋高等理工科講習所を前身とし、その後1949年に四年制大学として開学しました。
当初は商学部が設置されましたが、その後、法、経営、経済、外国語、人間、都市情報、理工、農、薬の9学部と9つの研究科が設置されました。
また、2022年には、理工学部情報工学科が情報工学部情報工学科として発展的に改組される予定です。
「名桜大学」とは
名桜大学とは、沖縄県名護市に本部を置く公立大学です。
1994年に設立された当時は私立大学でしたが、このとき沖縄県北部に四年制大学を設置してほしいという思いから、沖縄県や名護市を中心とする12の自治体が資金を出したことで、「公設民営方式」の形で設立されました。
現在では国際学群と人間健康学部、国際文化研究科と看護学研究科、助産学専攻科が設置されています。
2010年4月からは公立大学法人として生まれ変わりました。
「名城大学」と「名桜大学」それぞれの特徴
名城大学は、中部圏最大の私立総合大学として知られています。
実はノーベル賞関係者が所属している大学でもあります。
青色LEDの発明に尽力した赤崎勇、天野浩両氏や、リチウムイオン電池の開発に努めた吉野彰氏などが教授などとして所属していました。
名桜大学は、国際学部のみを置いた単科大学として誕生していることから、異文化を学び、国際文化などに長けた人材の育成を目指しています。
また、公立大学としては珍しく地名などをつけていない大学となっています。
「名城大学」も「名桜大学」も発展し続けている
名城大学も名桜大学も、学部・学科の再編がここ数年で加速しており、将来に向かって常に発展をし続けています。
名城大学は中京圏最大の文理融合型の私立総合大学として、名桜大学は主に沖縄県北部の高等教育機関かつ沖縄県におけるリベラルアーツを重視した公立の四年制大学としてそれぞれ位置づけられており、多くの学生を輩出しました。
これからの社会において高度情報化、異文化理解、ボーダーレス化が進む中で、これらの大学はさらなる発展を遂げています。