銘柄は「個別の商品名のこと」。
「個別商品名」と言い換えると分かりやすい。
商品名は「販売品の名前のこと」。
「販売品名」と言い換えると分かりやすい。
銘柄はお酒や株式・金融商品によく使われる言葉です。
酒造メーカーでは銘柄は例えば「沢の鶴」となます。
証券会社では銘柄は例えば「富士通」となり、社債では「第何回社債」となります。
「銘柄」は個別の商品名のこと
「銘柄」の「銘」は「上等な・一流の」という意味があり、「銘柄」はその会社で販売している商品でも上等の物を指ますが、通常は、個別の商品名のことになります。
つまり、販売品はすべて上等だということなのでしょう。
株の世界では会社名が「銘柄」となっています。
取引は「銘柄」ごとに行われます。
グループにして販売していることや全体の株価を指数化しているものもあります。
「商品名」は販売している品目につけられた名前
販売品の名前なので「銘柄」も当然含みます。
通常は、商品名・銘柄は商標登録をしていて、他でまねができないようにしています。
「商品名」は一度覚えたら忘れにくい名前、インパクトのある名前、名前を聞いただけで商品がイメージできる名前などが良いものとされます。
各社とも新製品の独特なネーミングには苦労するのです。
お酒の「銘柄」と株の「銘柄」は少し違います。
お酒の「銘柄」は酒造メーカー独自の自慢できる品種につけられた名前のことで、「銘柄」で日本酒を選ぶことをします。
甘口の酒の銘柄、辛口の銘柄は通であれば分かるものです。
株の「銘柄」は株券記載の社名が取引の対象となります。
「個別銘柄」「信用取引銘柄」「注意銘柄」などの言葉があります。
また、金融商品全般に使われることもあり、特に債権の細かい区分けには必要なものになっています。
「銘柄」と「商品名」
「銘柄」は個別商品に付けられる名前です。
「商品名」も販売のためにつけられる名前で、「銘柄」も含みます。
「商品名」はネーミンクに苦労することがあり、名前の良し悪しで売り上げが変わるのです。
株などの金融商品には個別に区別ができる「銘柄」が決められています。
株には会社名が、債券などには何回目という表示が入り個別の銘柄として区別がつくのです。