妊活は「妊娠を目指すための活動のこと」。
基本的には夫婦ともに行うものとされており、実際の治療のみならず、妊娠に関して知識などを得るための機会なども含んでいます。
不妊治療は「妊娠を目指すための治療のこと」。
治療のみを指しているため、かなり狭い範囲の概念と言えます。
また、夫婦のうち、妻または夫のみを対象にすることも多いです。
「妊活」の意味
妊活とは、妊娠を目指すための活動のことです。
妊娠を目指して何をすべきか?に関して、トータルで考える活動と言えます。
妊活に関しては夫婦揃って行うものとされており、妊娠をするために必要な知識などを得る機会なども含まれます。
したがって、妊活については妊娠を中心にいろいろな部分を含んでおり、かなり範囲が広いと言えるでしょう。
「不妊治療」の意味
不妊治療とは、妊娠をするための治療のことです。
基本的には医療機関を利用して行うものとされています。
不妊治療に関しては、妊活をしている中でなかなか妊娠しない、または妊娠しない原因が存在している際に利用するものという意味合いもあります。
したがって、妊娠しづらい状況をしやすい状況に変えるという点に特徴があるのです。
「妊活」と「不妊治療」の用法や用例
「妊活をしてしばらく経つけど、なかなか成果が現れてくれない。
そんなに早く結果が出るとは思ってないけど、結果が出てくれないと安心できないわね。」
「なかなか妊娠をしない状況が続いているから、いよいよ不妊治療を開始しようと思うんだよね。
治療をすれば確率は上がると思うんだけど、これで妊娠しなかったらどうしようかな。」
妊活と不妊治療は範囲の違いが大きい
妊活と不妊治療はどちらも妊娠を目的に行うものとされています。
しかし、妊活と不妊治療の場合にはその範囲が異なっているのです。
基本的に妊活の方が広く、妊娠にかかわるあらゆる活動を含んでいます。
だから、治療のみを対象とする不妊治療よりも広い概念と言えます。
似たような意味の言葉ではあるものの、そういった点で違いがあります。