十進法は「メートル法や日本などの通貨で採用されている習慣のこと」。
「十区切り」と言い換えると分かりやすい。
十二進法は「時間に採用されている習慣のこと」。
「十二区切り」と言い換えると分かりやすい。
時間は十二進法と六十進法の組み合わせで作られている習慣で、十進法はほとんどの計測のもとになる重要な習慣です。
「十進法」はメートル法のもと
「十進法」は十・二十・三十と言うように十単位で区切りがあるものです。
メートル法にも採用されている計測方法で、重量・長さ・面積・高さ・容積などの計測には一から十・百・千・万と言うように位が替わります。
また、通貨単位も現在の日本を例に取れば十進法になっていますが、かつての「百銭」も「一円」で合った訳です。
「十二進法」は時間を表します。
「十二進法」は6を基準として、12時間・24時間と言うように使います。
1時間は60分、1分間は60秒ですがこれは六十進法と言われています。
昔の日本でも一日を12等分にして時を設定しています。
時にそれぞれ十二支を当てはめて、子の刻・丑の刻などと言っていたのです。
また、一年は12か月、ダースは12個でグロスは24個、星座も12宮あります。
ヤードポンド法ではフィートは12インチ、1ポンドは20シリング、1シリングは12ペンスと複雑ですが、十二進法は時間と通貨に溶け込んでいます。
「十進法」「十二進法」以外に馴染みのものは「二進法」
「二進法」はコンピュータに深く関係しているのです。
コンピュータではすべての数を0と1で表すものです。
例えば1は1になり、2は10になり、3は11となります。
すべての演算は二進法で行われています。
最小単位は「ビット」と言い、「ある・ない」「ブラス・マイナス」「イエス・ノー」「オン・オフ」などを「0/1」で表せます。
十進法・十二進法・二進法など
「十進法」はメートル法に採用されている概念で、10を基本に考えるものです。
計測単位・通貨などに使われています。
「十二進法」は同じく12を基本に考える方法で、時間や暦・星座・度量衡の一部・通貨の一部などに使われています。
「二進法」はコンピュータの計算概念ですべてを0と1で表すのです。
そのほかには六十進法・三進法などがあります。