「卑屈」と「マイナス思考」の違い・意味と使い方・由来や例文

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卑屈は「自分で自分のことを過小評価すること」。

必要以上に自分のことを悪く評価するような状況に関して卑屈、または卑屈な性格といった言い方をします。

マイナス思考は「常に悪い方向に物事を考えてしまうこと」。

何事も悪い方向に考える癖がついてしまっている状況が確認されれば、その人に対してマイナス思考と評価するのです。

「卑屈」の意味

卑屈とは、自分で自分のことを過小評価することです。

必要以上に自分のことを下に見るような状況があれば、それを卑屈と表現することが通常です。

ただ、卑屈についてはたいていは周りの人間がその本人に対して使うことがほとんどであり、自分で自分のことを卑屈と表現するようなケースは滅多にない、非常に稀であると言えるでしょう。

「マイナス思考」の意味

マイナス思考とは、常に悪い方向に物事を考えてしまうような状況のことです。

良い状態になる可能性があるにもかかわらず、常に悪い状態になるケースしか頭にないような、そういった思考パターンに陥ってしまっている人に関して、マイナス思考という評価をします。

マイナス思考に関しても、どちらかと言えば周りの人間が本人に対して使うことが多いです。

「卑屈」と「マイナス思考」の用法や用例

「卑屈な人って、どうしてああいう思考になってしまうのだろう。

もう少し自分に自信を持っていいと思うんだけど、そういう考え方ができない経験を何かしたのかな。」

「マイナス思考に1度陥ってしまうと、そこから抜け出すのは非常に難しい。

やっぱり癖がついてしまうから、どういうときでも悪い方向についつい考えてしまうんだよな。」

卑屈とマイナス思考は非常に似た表現

卑屈とマイナス思考は厳密に言えば、意味は異なっています。

しかし、これらは自分のことを悪く考える、必要以上に低く見るといった意味があり、どちらも大雑把に言えば同じような言葉と評価できます。

卑屈とマイナス思考はどちらも日常生活で使う可能性がある言葉だけに、できれば正確に意味を区別した方が良いですけど、難しいでしょう。

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