関わりは「何かと関係を持つこと」。

「関係」「積極的縁」」と言い換えると分かりやすい。

関わり合いは「あまり良くないことと関係を持つこと」。

「因縁」「消極的縁」と言い換えると分かりやすい。

かかわりを持つことは何かの縁があってのことですが、関わり合いを持つことは、出来たら持ちたくないことと関係が出来てしまうことです。

「関わり」は縁
「関わり」は良い関係か普通の関係を持つことですが、何かのきっかけや偶然などで、あることや仕事に携わることです。

「あの女性議員は長年女性問題に関わってきた」「予算編成に関わっていたので連日深夜まで残業をした」「忠告するがあの件だけには関わらない方が良い」「多分そのことにはいずれ関わるだろう」などと使います。

「関わり合い」は悪縁
「関わり合い」も「関わり」と同じ意味ですが、どちらかと言うと偶然か消極的な切掛けが原因となるようです。

「出来たらあの人とは関わり合いを持ちたくない」「下請けに厳しい企業とは関わり合いにならない方が良い」「事件と関わり合いになったら相談しますからお願いします」などと使い、出来たら関わりを持ちたくない場合に使います。

「関わり」も「関わり合い」も同じこと
「関わりを持つ」「関わり合いを持つ」も同じことを意味しています。

同じく関係を持つことですが、「関わりを持つ」は良い場合か普通のイメージがあり、「関わり合いを持つ」は悪いイメージがあります。

「関わり」は良縁で、「関わり合い」は悪縁・因縁めいたことが絡むようです。

肯定的に捉える場合と否定的に捉える場合とに別れます。

「関わり・関わり合い」に関係している「縁」

「関わり・関わり合い」は「縁」が取り持つものです。

「縁」が無ければ関係は生まれないのです。

「関わり」の「縁」は積極的・必然的なものが多く、「関わり合い」の「縁」は消極的・偶然的なものが多いようです。

例えば、人との「血縁」は運命的なもの、事件などに関係することは「悪縁・因縁めいたこと」になるのでしょう。

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