「みつまめ」は、塩茹でにした赤エンドウにさいの目に切った寒天や紅白の求肥や白玉や果物などを加えて砂糖蜜をかけた食べ物のことです。
明治初年ごろの「?粉小細工・しんこざいく」が原型といわれます。
缶詰の物もあります。
「あんみつ」は、「みつまめ・蜜豆」に餡をのせた食べ物です。
「あんみつまめ・餡蜜豆」の略です。
シロップや糖蜜をかけて供します。
「みつまめ」の意味
「みつまめ」は、塩茹でにした赤エンドウにさいの目に切った寒天や紅白の求肥や白玉や果物などを加えて砂糖蜜をかけた食べ物のことです。
俳諧では、夏の季語です。
高浜虚子の俳句に「蜜豆をたべるでもなくよく話す」があります。
明治初年ごろの「?粉小細工・しんこざいく」に豆をのせて蜜をかけた物が原型といわれます。
英語では以下のように表します。
「a mixture of gelatin cubes , boiled beans, and fruit topped with molasses」
Molasses・・・・糖蜜
「求肥」と「?粉小細工・しんこざいく」について
<求肥>
「求肥」は求肥餅の略です。
「牛皮」とも書きました。
唐から渡った時、「牛皮」という文字を忌んで「求肥」と改めたといいます。
白玉をこねて蒸したものに砂糖や水あめを加え、さらに火にかけて練り固めた菓子のことです。
半透明で弾力があります。
工程の最後に少量の卵白を加えると製品の色合いが良くなります。
「求肥飴」「求肥団子」「うぐいす餅」など求肥を用いた応用菓子も多くあります。
「?粉小細工」は細工菓子の一種です。
?粉をこねて色をつけ花や鳥などの形を作ります。
その細工品を指します。
古くは冠婚葬祭などの供物として用いられました。
江戸中期には、駄菓子屋や縁日の屋台で客の要望に応じて手細工をしてみせ、蜜をかけたりして供するのが流行しました。
「あんみつ」の意味
「あんみつ」は、蜜豆に餡をのせた食べ物です。
「餡蜜豆・あんみつまめ」の略です。
英語では「bean jam, agar and pieces of fruit served in syrup」で表されます。
Agar・・・・寒天
Syrup・・・シロップ・糖蜜
「糖蜜・molasses」「糖蜜・treacle」と同じように使われます。
<シロップ>
「シロップ」は、砂糖等を煮詰めた中に果物の香料やコーヒなどを添加した濃厚な加工砂糖液のことです。
飲料の場合、湯や水などで薄めて提供します。
無色無臭で飲み物の甘味付けに用いる場合「ガムシロップ」といいます。
◇糖蜜
刈ったばかりのサトウキビから採れる黒く濃い汁のことです。
「みつまめ」は塩茹でにした赤エンドウにさいの目に切った寒天や紅白の求肥や白玉や果物などを加えて砂糖蜜をかけた食べ物、「あんみつ」は蜜豆に餡をのせた食べ物
「みつまめ」は、塩茹でにした赤エンドウにさいの目に切った寒天や紅白の求肥や白玉や果物などを加えて砂糖蜜をかけた食べ物のことです。
明治期の「?粉小細工」から発展しました。
英語では「a mixture of gelatin cubes , boiled beans, and fruit topped with molasses」で表します。
「あんみつ」は、蜜豆に餡をのせた食べ物です。
「餡蜜豆・あんみつまめ」の略です。
英語では「bean jam, agar and pieces of fruit served in syrup」で表されます。