イケメンは「顔がいけている男性のこと」。
「美貌男性」と言い換えると分かりやすい。
ハンサムは「女性に親切で見かけの良い男性のこと」。
「色男」と言い換えると分かりやすい。
男前は「姿形が男らしい男性のこと」。
「凛々しい男性」と言い換えると分かりやすい。
二枚目は「やさ男で美貌の男性のこと」。
「歌舞伎役者」と言い換えると分かりやすい。
「イケメン」は顔立ちが整っている男性のこと
「イケメン」は「魅力的な」を意味する「いけている」と男性を意味する「メンズ」または顔を意味する「面」との合成語です。
「イケメン」と呼ばれるためには、まず顔立ちが整っていること、つまり目鼻などのバランスが良いことで、女性から見て魅力的な顔立ちでなければなりません。
内面的なことも見られますので、「イケメン」になるためには顔と性格が良くないとなれないようです。
「ハンサム」は「hand some」と書きます。
「ハンサム」は「手で扱い易い」と言う英語からきています。
扱い易いのは女性のことで、美男子であるがゆえに女性が寄ってくるので扱い易いとなるのです。
「ハンサム」は基本的にイケメンであり、女性の扱いに慣れている好男性のことを指します。
「ハンサムに生まれついて得な奴だ」「昔ハンサム、今イケメン」などと使います。
「男前」は男ぶりの良い人を言う
「男前」は「男」として完成されていること、男振りの良いことを指します。
「前」は前後の前ではなく、「一人前」「腕前」「気前」に使われている前のことで「動き」のこと、前に付く言葉を強調する言葉です。
「男」が強調されている意味になり、かっこいい男性、男らしい男と言う意味になりまする。
「男前だなあ」「男から見ても男前だ」と使います。
「二枚目」は歌舞伎役者のことから出た言葉
「二枚目」は歌舞伎の芝居小屋に掲げられていた看板が八枚あり、一枚目が主役の役者、二枚目が美男子役者、三枚目が道化役者としていたことから美男子を「二枚目」と言うようになったものです。
やさ男のイメージがあり、非力な男性だが美貌を持ち合わせている男性のことを言います。
「色男金と力はなかりけり」と言う言葉もあります。