先日は「過去の中でもつい最近のこと」。
過去のある日にちを指しているのですが、そんなに昔のことではなく、割と最近と言える日に対して使います。
改まった場で使うことが多いです。
この前は「過去の中でもつい最近のこと」。
意味としては先日と全く変わりませんが、どちらかと言えば日常的に使われ、一般的な会話の中で登場する表現と言えます。
「先日」の意味
先日とは、過去におけるある日にちを指していますが、そんなに昔のことではなく、割と最近と言えるケースで使います。
一般的な会話の中で登場することはあまりなく、改まった場などで使うことが多いです。
したがって、丁寧な言葉遣いが求められるようなシーンでよく見られる表現であり、使用する機会はあまり多くないと言えるでしょう。
「この前」の意味
この前とは、過去におけるある日にちを指していますが、そんなに昔というわけではなく、それなりに最近と言える場合に使うことが多いです。
だから、先日と意味はほぼ変わりません。
しかし、この前ではなく、この間という言い方をする場合もあります。
また、この前は普通の日常会話で使う表現と言え、使用頻度は割と高いと言えるでしょう。
「先日」と「この前」の用法や用例
「先日は私たちの結婚式に来ていただいて本当にありがとうございました。
たくさんの方に祝福していただいたおかげで、私たちにとっても思い出の日になりました。」
「この前はすごい豪雨だったな。
傘を持ってなかったから、家に帰るまでずぶ濡れだったよ。
これを機に折りたたみ傘をちゃんとバッグの中に入れておこうと思ったね。」
先日とこの前は同じ意味と言える
先日とこの前に関しては、基本的には意味は変わりません。
したがって、同じ意味の言葉と捉えて問題ないでしょう。
しかし、先日は改まった場でのみ使用し、この前は日常会話の中で普通に使うという傾向があります。
だから、現実的には使用頻度という部分で明らかに違いがあり、両者の意味は変わらないものの、一応違いは見出せる状況です。