「母体」と「母胎」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「母体」は、母親の体を意味します。

多くの場合、この言葉は出産前後に使われます。

分かれ出でた物の本体のことです。

「もと」になるものを指します。

「選挙母体は、****という組織だ」などと使います。

「母胎」は、母親の胎内のことです。

母体の「本体」という意味と同じ場合が在ります。

「胎内」ではぐくんだことに重点が置かれる言葉です。

「母体」の意味

「母体」は、母親の体です。

とくに、出産前後の体を指します。

分かれ出でた物の本体のことです。

「もと」になるものを指します。

この意味も場合「母胎」と表すことがあります。

英語では「The mother’s body」で表します。

また、「本体の」という意味の場合、「the parent organization」で表されます。

以下のように使います。

母体の安全
母体保護法
県人会を母体とする組織
選挙母体はあの組織
新事業の推進母体

「母胎」の意味

「母胎」は、母親の胎内のことです。

母体の「本体」という意味と同じ場合が在ります。

類語には「親」「母」があります。

共通する意味は「物を生み育てるもの」という意味です。

「親」や「母」は、それから生み出されたことに重点があり、「母胎」はその中ではぐくまれたことに意味の重点があります。

英語では「The mother’s womb」です。

「本体の」という意味の場合「the matrix」で表されます。

以下のように使います。

生命の種が母胎に宿る
平和運動の母胎となる組織
仏教を母胎とする思想

「体」と「胎」の漢字の意味

「体」は、「からだ」「み」「首・胴・手足の総称」という意味です。

「形」「本性」「自分自身で行う」という意味もあります。

「体」のもともとの漢字である「體」は、篆文(書体の一つ)に於いて「骨+豊」で構成されます。

「豊」の部分は多くの物が密度高く集まっている状態を表しています。

よって、「體」は「多くの骨から成るからだ」を表しています。

「体」は、古代中国に於いて「體」の俗字として用いられていました。

「胎」の漢字は、「はらむ」「身ごもる」「おなかの子」「子袋」「きざし」という意味です。

解字に於いては、「月+台」で構成されます。

「台」の部分は、「始」に通じ「はじめ」の意味を表します。

よって、「胎」は肉体の始まりである「はらむ」「はらの子」「きざし」の意味を表します。

「母体」は「母の体」、「母胎」は「母の子宮」
「母体」は、「母親の体」のことです。

それから生まれたことに重点が置かれる言葉です。

「体」は、「多くの骨が集まったもの」を表します。

「母胎」は、「母親の子宮」を意味します。

その中ではぐくんだことに重点が置かれる言葉です。

「胎」は、「肉体の始まり」という意味です。

「母体」も「母胎」も「分かれ出た物の本体」を意味します。

「***のぼたいは、***という組織です」というように使います。

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