不倫は「既婚者が自分の配偶者以外と肉体関係を持ってしまう状況のこと」。

不倫という言葉はあくまでも通称であり、一般人の間でのみ使われている状況です。

不貞は「既婚者が自分の配偶者以外と肉体関係を持ってしまう状況のこと」。

不貞という言葉は法律用語であり、裁判などの場面でよく使われます。

しかし、一般人の間ではほぼ使われません。

「不倫」の意味

不倫とは、既婚者が自分の配偶者とは別の人間と肉体関係を持った状態のことです。

ただ、肉体関係を持った相手が既婚者の場合には、独身の人にも不倫という言葉が当てはまるでしょう。

不倫は一般の人たちが普通に使う言葉ではありますが、法律用語ではないため、通称という扱いになっています。

裁判官や弁護士などが使うことは通常ありません。

「不貞」の意味

不貞とは、既婚者が自分の配偶者とは別の人間と肉体関係を持った状態のことです。

不倫と同様に独身の人に対しても当てはまる場合があります。

そういう意味では、言葉の意味それ自体は不倫と何ら変わりません。

しかし、不貞は法律用語となっているため、裁判官や弁護士が使用するシーンは多々見られますが、一般の人たちはまず使いません。

「不倫」と「不貞」の用法や用例

「世間の人たちって、不倫の話題になるとすごい食いつくよな。

ワイドショーとかでもよく取り上げられるし。

俺は他人の家庭の問題だからどうでもいいと思ってるんだけど。」

「今回の裁判では、不貞行為の有無が焦点になっているようだ。

不貞行為が確認できる状況ならば、いわゆる不倫関係が存在すると言えるため、慰謝料などの問題が生じてくるだろう。」

不倫と不貞は意味としては変わらない

不倫と不貞の違いは何か?と言えば、言葉の意味としては違いは特にありません。

しかし、誰がその言葉を使うか?という点で違いが生じています。

不倫は一般人、つまり不特定多数の人たちが使います。

しかし、不貞は裁判官や弁護士など、法律にかかわる専門家の人たちのみが使う言葉であり、その点で区別をすることが可能と言えるでしょう。

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