「売り切れ」と「品切れ」と「欠品」の違い・意味と使い方・使い分け

売り切れは「お店の特定の商品が売り場、バックヤードともに存在しない状況のこと」。

お店自体にその商品がない状態と言えます。

品切れは「お店の特定の商品が売り場にはないが、バックヤードにはある状況のこと」。

補充をすれば再び買える状態になるということです。

欠品は「特定の商品がお店のみならず、メーカーにも在庫がない状況のこと」。

仕入れることもできない状態と言えます。

「売り切れ」の意味

売り切れとは、特定の商品がそのお店に全くない状態を指しています。

売り場にはもちろんありませんが、バックヤードにもないので、そのお店の中に特定の商品が1つもない状態で、現状そのお店にてその商品を買うことが不可能と言えるのです。

ただ、今後新たに入荷する可能性もあるので、これから買うことが可能な場合も十分に考えられます。

品切れとは、特定の商品がそのお店の売り場にはないが、バックヤードにはある状態を指しています。

売り場にはないので、現状お客さんが買うことはできないものの、お店の中にはありますから、それを補充してあげることで、再びお客さんがその商品を買うことができるのです。

品切れ状態のときには店員が素早く対応することが求められます。

欠品とは、特定の商品がそのお店に全くなく、メーカー側にも在庫がない状態のことを指しています。

つまり、お店側がその商品を再び仕入れたいと思ってもそれができない状態と言え、その商品に関しては他のお店で買うことも厳しい状態と言えるのです。

メーカー自体に在庫がないわけですから、他のお店も仕入れることが困難な状況なわけです。

売り切れ、品切れ、欠品はいずれも特定の商品がそのお店の売り場にないことを意味しており、お客さんからすればその商品を欲しくても買えない状態にあると言えます。

しかし、品切れに関しては店員がすぐに商品を補充することで再び買えるようになるので、この中で割とすぐに対応しやすいです。

売り切れと欠品はすぐに対応することは厳しいですから。