「リスニング」と「ヒアリング」の違い・意味と使い方・使い分け

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リスニングは「意識して特定の音声などに耳を傾けて聴くこと」。

音声を意識して聴くことをするので、その内容を頭に入れやすいという特徴があります。

ヒアリングは「意識せずに音声などが耳に入ってくること」。

音声などの方に意識が向いていないので、その内容はあまり頭に入ってきません。

音声がしているのが認識できる程度の状況です。

「リスニング」の意味

リスニングとは、自分から意識して特定の音声を聴く状況のことです。

英語でリスニング試験というものがありますが、これは音声をきちんと聴かないと正解できないので、受験者は音声を意識して聴こうとしています。

だからこそ、リスニング試験というのです。

したがって、リスニングという言葉はそういった意味でかなり身近な存在なのです。

「ヒアリング」の意味

ヒアリングとは、音声などを意識せずに聞いている状況のことです。

聞きたくて聞いているわけではないが、耳に入ってくる音などはヒアリングという言葉を使います。

例えば、工事の騒音などが聞こえている状況はまさにヒアリングなのです。

聞きたくて聞いているわけではない、特定の音声などが仕方なく聞こえてしまっていることに関してはヒアリングを使うというのは覚えておきましょう。

「リスニング」と「ヒアリング」の用法や用例

「英検を受けるときにはリスニング試験がある。

これは流れてくる英語の音声に集中しておかないと点数はとれない。

だから、リスニング試験中は音声だけを聴くということを意識しておこう。」

「俺って結構英語のヒアリング能力があると思うんだよ。

街中で外国人が話している英語がなんとなく聞こえてきたときに、すぐに意味が頭の中で無意識に解釈できてしまっているから。」

リスニングとヒアリングは意識の違い

リスニングとヒアリングの違いというのは意識の部分になります。

意識して特定の音声などを聴いている状況がリスニングで、意識していないが聞こえてくる音声などはヒアリングという言葉を使うのです。

何かしらの音声などが感じられる状況において、意識しているのか?していないのか?で区別するのがこの2つの言葉なのです。

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