「とんなことがあっても」という意味で、どういった状況であっても、特定の何かを成し遂げるという強い決意を表すようなシーンで使う言葉です。
使った人間の強い決意が見て取れるので、周囲の人間からすれば好印象を抱くケースも多々あります。
この万難を排してを使うことができるケースは多々ありますが、強い決意を胸に秘めているときのみ使っていきましょう。
「万難を排して」の意味
万難を排してというのは、どんなことがあってもという意味であり、何があっても成し遂げたいことがあるようなシーンで、その強い決意を表明する際に使うことが多いです。
自分の強い決意を周囲にアピールする際に使うということになります。
ただ、逆に言えば大した決意もないときには使うべきではないと言えるので、場面をきちんと選ぶことが大切なのです。
「万難を排して」の使い方
万難を排してという言葉は、自分の強い決意を表すときに使う言葉であるものの、他人に対して強い決意を促すときにも使うことができます。
自分だけではなく、周囲の人間に対して、どんなことがあっても絶対に成功させましょうといった意味で使うようなこともできるということです。
したがって、そういう使い方も頭に入れておくと良いです。
「万難を排して」の例文
「私がこの会社に入社してから、最も大きな責任の重い仕事を任されることになりました。
やりがいを感じていますが、同時にプレッシャーも感じていると言えます。
ただ、この仕事だけは万難を排してでも成功させたいと思っています。
そして、皆さんにも同じ思いを持ってもらいたいです。
強い思いを胸にこの仕事に取り組んでいきましょう。」
万難を排しては特定のシーンのみで使う
万難を排してという言葉はあまり多用しない方がいいです。
強い決意を表す言葉なので、そういった言葉を何度も頻繁に使用すると、逆にいい加減な気持ちでやっているのではないか?と思われる可能性があります。
だから、本当に強い決意を持っているときだけ使用していくことが必要なので、そこは頭に入れておかないといけないのです。