「建設」と「建築」の違い・意味と使い方・使い分け

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建設は「家や設備などをつくること」。

一般的な住宅の他に、ダムやトンネルなどの設備などに関しても使う言葉です。

建築は「家や設備など芸術性を意識しながらつくること」。

建築物というのは見た目に凝るようなものも割と多く、単純につくるだけではなくて、芸術性なども加味しながらつくっていくという意味が盛り込まれているのです。

「建設」の意味

建設とは家や設備などをつくることですが、単純にそういったものをつくるということが建設であり、特定の機能を持ったものをつくること自体を建設と呼びます。

つまり、機能以外の面、見た目などの面については考慮しないということです。

建物の見た目の部分に関しては、建設に携わる人間とは別の人間が考えることも多々あるのです。

「建築」の意味

建築とは、家や設備などをつくることですが、デザイン性などを考慮していくことが求められます。

デザインの概念が持ち込まれ、そういった部分も意識しながらということになります。

したがって、建築物というのは見た目にも注目がいくことがあり、機能とは関係ない部分で賞賛されることもあるのです。

見た目にこだわるのが建築と言えます。

「建設」と「建築」の用法や用例

「もうすぐこの辺にダムを建設するらしい。

だから、その分自然を破壊することになるのだろうか?ダムを建設することで便利な面があるとはいえ、複雑な気持ちになるものだな。」

「日本を代表する建築物と言えば、たくさんあるだろう。

見た目に凝ったものが多く、有名な建築物と言えるものは多くあるため、1番は決めづらいはずだ。」

機能面以外に重きを置くか?という点が重要

建設も建築も特定の建物などをつくることを意味しており、その点においては共通です。

しかし、機能面のみを重視してつくるのが建設というのに対して、建築というのはその見た目にもこだわって、デザイン性が豊かなものをつくろうとする意識があります。

だから、そういった部分で両者の違いを見分けることができると言えるのです。

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