井蛙大海を知らずは「限られた世界でのみ生活しているため、それ以外の世界のことを知らないこと」。
見識が狭いという言い方ができる表現になるでしょう。
井の中の蛙は「自分の狭い見識のせいで、他に広い世界があることを知らないこと」。
井蛙大海を知らずと意味は全く同じです。
そういう箇所において、区別をすることは厳しいです。
「井蛙大海を知らず」の意味
井蛙大海を知らずとは、限られた世界でのみ生活しているため、それ以外の世界のことを知らないことです。
世の中ではこういった状況はよくあるのではないかと思われます。
自分の身の回りの部分だけを考慮して何かを判断しているといったケースはそれなりに多くありそうです。
でも、多くが知っている表現ではないと言えます。
「井の中の蛙」の意味
井の中の蛙とは、自分の狭い見識のせいで、他に広い世界があることを知らないことです。
見識が狭いという意味で使うことができますから、井蛙大海を知らずの意味とほぼ同じでしょう。
使えるシーンは全く同じと言えます。
しかし、井の中の蛙の方が基本的には有名です。
こっちは多くが知っている状況なので、そこは覚えておきましょう。
「井蛙大海を知らず」と「井の中の蛙」の用法や用例
「井蛙大海を知らずという状況は、世の中ではいろいろな人に当てはまっていると思う。
狭い世界しか知らないというケースはそこそこ見られると言えるだろう。」
「井の中の蛙という状況は、本人としてはそれに気付かないのが問題点である。
狭い見識であるという部分については、自ら気付くことは厳しいと言えると思うんだよ。」
井蛙大海を知らずと井の中の蛙は意味は同じと言える
井蛙大海を知らずと井の中の蛙は意味としてはほぼ同じです。
意味において差を感じることは厳しいと言えますし、そこは大切なポイントになってきます。
しかし、井の中の蛙と比べたときには、井蛙大海を知らずという言い方はマイナーであると言えます。
この表現を知っている人はかなり少ないと言える可能性があると思われます。