一身に味方なしは「世の中において、自分以外に頼れる存在がないこと」。
自分だけでなんとかしないといけないといった意味で使っていく言葉です。
孤立無援は「助けてくれる人が全くいないこと」。
つまり、頼れる人が自分以外いないというケースで使うので、一身に味方なしの意味にかなり近くなっていると言える状況でしょう。
「一身に味方なし」の意味
一身に味方なしとは、世の中において、自分以外に頼れる存在がないことです。
自分しか頼れる存在がないというケースはあまり多くないと思われますけど、そういう状況は現実的にあり得ます。
したがって、使うことができる場面は一応存在しているはずです。
ただ、日常的にはほぼ使用されていない言葉です。
知名度は低くなっています。
「孤立無援」の意味
孤立無援とは、助けてくれる人が全くいないことです。
つまり、自分以外には頼れないという状況ですから、意味は一身に味方なしとあまり変わらない状況と言えると思われるのです。
ただ、基本的にはこっちの方が有名です。
これが誰もが知っている言い方であり、いろいろなケースで使うことがしやすいので、そこは覚えておいてほしいです。
「一身に味方なし」と「孤立無援」の用法や用例
「一身に味方なしという状況は非常に辛い。
しかし、世の中にはそういった状況になっている人も一応いる。
そういうときには誰にも頼ることができないわけだ。」
「人生の中では、孤立無援と感じられるケースがある。
特に実家を離れて、見知らぬ土地にやってきたときには、そのように感じられる可能性はそれなりにあると言えるだろう。」
一身に味方なしと孤立無援は意味はかなり近い
一身に味方なしと孤立無援は意味としてはかなり近くなっているでしょう。
同じシチュエーションにおける使用ができるので、そこに関しては特に頭に入れておかないといけません。
しかし、両者は知名度の点においては、違いを理解していくことができます。
孤立無援は知っている人は結構いますけど、一身に味方なしは知っている人は少数です。