放校は「特定の生徒などを退学処分にすること」。
学校側の処分であり、その学校にとって不都合な存在を追い出すといった意味で使われていることが多いです。
退校は「学校を辞めること、辞めさせられること」。
学生などの都合のケースもあれば、学校側の都合のケースもあるので、いろいろな場面で使われやすい表現になると言えます。
「放校」の意味
放校とは、特定の生徒などを退学処分にすることです。
何かしら問題を起こした生徒などを退学処分にするケースで使います。
こういう状況はたまにありますけど、放校という言い方はほとんど使用されません。
知名度は低い言い方であるため、どうしても見聞きしづらくなっています。
自身で使用する可能性もかなり低いでしょう。
「退校」の意味
退校とは、学校を辞めること、辞めさせられることです。
自分で辞めるケースもありますけど、退学処分にさせられるケースも含んでいるので、放校の意味に近くなっているでしょう。
ただ、こちらもマイナーな言い方になります。
放校と同様に、多くが知らない言い方であり、ほとんど使用されていません。
そこは頭に入れておきましょう。
「放校」と「退校」の用法や用例
「放校をするようなケースは滅多にないが、その学校にとってよほど問題であると思われる行為をした生徒に関しては、放校する可能性は十分にあり得るのではないか。」
「退校をするような状況はそんなに多くない。
しかし、学校単位で見れば、そういった人がたまには出てくる可能性は十分にあるのではないか。
実際に起きている状況だろう。」
放校と退校は意味はそこそこ近い
放校と退校については、意味はそこそこ似ています。
同様のシーンで使うことも可能となっています。
ただ、こういった言い方はともにそんなに有名ではなく、あまり知られていない表現になる可能性が高いです。
日常的にはまず見聞きしませんし、誰かが使っているのを見るケースもほとんどないはずです。
そこは覚えておきましょう。